~学び 2.0~

DXを使った新しい学習のカタチ

【AI】【ビッグデータ】【クラウド】

今や、世界で「賃金」として支払われる金額は約15兆ドルに達します。しかし、AIを含む各種技術を用いることで、2055年までに約半分の7.5兆ドル分の活動は、自動化される可能性があることが示唆されています。”

マッキンゼーグローバルインスティテュートより

これからの仕事

今、世界経済にかつてないスピードと規模でDXが浸透しています。またそうなるに連れ、労働市場では「人間にしかできない」スキルの需要がどんどんと高まってきています。

DXについて

新型コロナウイルスにより、世界経済は人類史上で類を見ないほどの速さでのデジタル化を強いられる形となりました。ただその一方、ロボット工学、AI、各種自動化の進歩により、「仕事」というものの質が劇的に変化していったということでもあったのです。

人にしかできない事

仕事上必要なスキルは、1つ身に付ければ良いという時代ではなくなってきています。長い社会人生活の中ではスキルの継続的なブラッシュアップが必要になり、さらにその中でも「クリエイティブ力」「他者との協力関係」「コミュニケーション能力」「クリティカルシンキング」など、簡単に自動化ができないスキルにはますます重点が置かれるようになっていきます。 

生涯学習

労働市場のDX化により、従来の職業観はますます時代遅れになっていきます。またそれに呼応するように、スキルの再習得やスキルアップに対して企業はより力を入れていくでしょう。「生涯学習」というテーマにおいては、国としての取り組みも見込まれます。

グーグルで調べれば何でもわかるという時代において、もはや知識に価値はない。 知識はもとより、「何ができるのか」ということにあなたの価値がある。

アンドレアス・シュライヒャー

OECD事務総長
これからの学習

「学習」は、新型コロナウイルスの拡大でオンラインやデジタルが主流になってきましたが、それと同時に個別化、知識の応用化、問題の共同解決化に向けても大きく舵が切られています。

急激な広がり

技術革新は、私たちの生活や働き方に留まらず学習方法に関しても大きな変革をもたらしています。オンライン学習自体は30年以上前から存在しているものの、新型コロナウイルスによる影響で、学習のデジタル化が一気に広まりました。

学習の個別化

今後のデジタル学習は、AIを活用することでさらに発展するでしょう。ビッグデータ、ユーザーの行動分析、音声認識と自動評価、これらのアルゴリズムを通じて、個々に最適化された内容を低コストで学習することが可能になっていきます。

「知識」の先へ

今日、インターネット上にはありとあらゆる情報が存在するため、人間には知識ではなくその応用が求められていくことになるでしょう。しかし一人の人間では限界もある。三人寄れば文殊の知恵とあるように、誰かと共同で問題解決にあたるというコラボレーションが知識の応用としてのこれからの潮流になります。そして、その実現可否を担うのが、「テクノロジー」なのです。

今後デジタル化によって、誰が、何を、どのように、どこで教えるのか、などという学習の概念は完全に変わるでしょう。

今まで これから
標準化
パーソナル化
現地化
グローバル化
学歴ベース
スキルベース
専門性
協力性

機械やAIは、必ずしも私たちよりも優れている必要はありません。近しいものであるだけで十分なのです。「十分満足いくというクオリティのものが、低コストで大規模に広まる」これが実現するのはそう遠い未来ではないはずです。

ヴィクトル・シュヴェッツ

“The Great Rupture”から引用
Terakoya.AIとは

『Terakoya.AI』は、同じ趣味や目標を持つ仲間とつながることができる、デジタル学習プラットフォームです。

『Terakoya.AI』の使命

「誰もが」「いつでも」「どこでも」「何でも」学べ、そして教える、そんなデジタルコミュニティを作る。それが『Terakoya.AI』のミッション。

時代は、江戸からAIへ

「Terakoya」つまり「寺子屋」とは、江戸時代の日本に存在した私塾のことです。17世紀から18世紀にかけて、学者や武士、僧侶などが一般市民を対象に読み・書き・そろばんを教える場を開設したことから始まりました。結果、庶民の識字率は非常に高くなり、その寺子屋が後の近代日本における正式な教育制度の礎となったのです。

当時、寺子屋は全国に何万とあり、いずれも草の根的に一人一人が参加し、対等な立場で共に学び共に発展していく、というところを基本としていました。また、寺子屋の講師は学習者の専門性に応じたカリキュラムを作成して、個別教育も行っており、江戸の文化・社会にとって貴重な存在であったのです。

世界経済が未曾有のデジタル変革を遂げる中、学習に関するニーズはますます多様化し、急速に変化しています。来るべきAIの時代において、『Terakoya.AI』が江戸時代の寺子屋で見られた相互協力の形をデジタル世界で再現・提供致します。現代版の寺子屋。それが、みなさまの生涯学習の一助となれることを、心から願ってやみません。

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